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インプラント治療と医療費控除
インプラント治療は、健康保険の適用外で、治療費は全額自己負担ですが、医療費控除の対象になります。
そのため、確定申告で医療費控除の申請をすることで、納めた税金の一部の払い戻しが受けられます。
税金の還付を受けることで、治療費を安くすることになりますので、面倒でもきちんと申告するようにしましょう。
医療費控除とは1年間に10万円以上の医療費を支払った場合、10万円を超えた部分の医療費と総所得に応じて、所得税の一部が還付されることをいいます。
申告の際には、領収書の添付が必要となりますので、検査、インプラント手術、薬代、インプラントの材料費の領収書はなくさずに取っておくようにしてください。
また、通院の際に負担した交通費についてはメモを取っておくようにしましょう。
なお、医療費控除額は、「医療費のトータル費用 - 保険金による補填額 - 10万円」にて計算します。
この計算で求められた控除額に「所得に応じた税率」をかけて、還付金を算出します。
確定申告には、所定の用紙があり、この用紙は、税務署や市町村役場で入手できます。
記入の方法についてわかりやすく書かれた冊子も一緒に配布していますので、それを見ながら、申告書を作成します。
もし、記入の仕方が分からなければ、確定申告を受け付けている会場で税理士が無料にて相談会を行っていますので、質問してみると良いでしょう。
確定申告は毎年2月15日から3月15日の間に受け付けています。
なお、医療費控除は自分で申告しなければ、税金の還付が受けられませんので、確定申告の時期が来たら忘れずに申告するようにしてください。
確定申告書の用紙に記入し、領収書を貼りつけて提出するだけで、指定の口座に還付金が振り込まれます。
確定申告は少々面倒ですが、医療費控除を申請することで、所得税が戻ってくる上に、住民税を安くすることができますので、手続きはきちんとするようにしましょう。
そして、インプラント治療を楽しく実施しましょう!