インプラントのしくみメリットデメリット術前検査

インプラントに失敗したら


インプラントは安全性が高い手術と言われていますが、100%安全とは言えず、時には失敗することもあります。
ここでは、インプラントに失敗したどうなるのか、また、失敗した時の対象法について紹介していきます。
インプラントの失敗例で良くあるのが、手術後にインプラントが根元からぐらついたり、外れてしまう、インプラントの被せものが外れるというものです。
手術後に細菌感染すると、インプラントが根元から外れることがあります。

術後のケア体制が万全であるクリニックであれば、適切な処置を施したうえで、インプラントの再手術を行っています。
また、インプラント後に痛みを感じる方は多いのですが、たいていは数日のうちにおさまります。
しかし、埋め込んだインプラントが骨の神経と接触し、炎症が起こってしまうと、痛みがなかなか治まらないこともありますが、薬で痛みを抑えることが可能です。
さらに、手術の際に神経を傷つけてしまったり、インプラント後に腫れが酷くなると唇にしびれを感じる方もいるようです。

この場合、インプラントを外して、その後の経過を観察します。
その他、インプラント後に鼻血や鼻水など、鼻に異常を感じることもあるようですが、薬を飲めば、たいていの場合、症状は治まります。
確率は低いのですが、上記に挙げたような失敗が起こることもあります。
投薬治療をしたり、再手術をすることで、たいていの問題は解消することが可能です。
インプラントで失敗することを恐れて、手術をためらっている方は少なくないようです。

もし、不安な点があるのなら、カウンセリング時に失敗した際の対処法について聞いておくと良いでしょう。
アフターケアが万全なクリニックであれば、起こりうるリスクとその対処法について詳しく説明してくれ、万が一の場合には、無料で再手術を行ってくれます。
なお、インプラント費用が安いところは、保証が付いていないところもありますので、クリニック選びの際には、アフターケアについても比較するようにしましょう。